やっぱりののたん、ハロプロは偉大

というわけで行ってきましたよ、リボンの騎士。昨日は極度の鬱状態に陥っていたからか、すごく評判がイイにもかかわらず楽しめるだろうか…なんていらぬ心配をしていたんですが、そんな心配を少しでもしてしまった自分が馬鹿だった。ののたんを舐めすぎてた。ごめんねののたん。そしてありがとう。今日からまた心を入れ替えて勉強しようって気になったよ。ののたんの頑張ってる姿見て、自分も見習わなきゃなって。そう思えた。だから見に行って良かったです本当に。



では以下ミュージカル自体の感想です(ネタバレあり)。



何といってもののたん演じるピエールがかっこよすぎてもう。
ののたんなんてかっこいいか可愛いかでいったら確実に可愛いほうのアイドルなわけで。たまにかっこいい仕草とかもしますけど、圧倒的に可愛いって形容詞が似合うわけで。だけど今回演じるピエールは、可愛いどころか、かっこいいんです。かっこよすぎるんです。まさに男の中の男というか。そんなかっこいい役をかわいいかわいいののたんが演じる。だけど不思議と少しも違和感は感じなかったです。それどころか、不覚にも自分はののたんのピエールにベタ惚れしてしまいました(照)。ホント、ののたんのピエールの出てる部分だけでももう1回見たいくらいです。いや、もちろん可能ならば最初から最後までもう1回、1回とは言わず何回でも見たいんですけどね。でも特に第2幕の最初のシーン、あのシーンは胸にグッとくるものがありました。それはやっぱり自分が辻ヲタだってのもあるんだろうけど。ののたんの演技がそれだけ凄かったからっていうのも絶対あると思います。だって、ののたんのピエールはホントにかっこよかったから…。自分や自分の家族を犠牲にしてまでサファイヤと王妃を逃がそうとするところは、思わずピエールに感情移入してしまうほど、ののたんの演技に迫力があったような気がします。普段絶対見ないような怒鳴るシーンとかもとても大きな衝撃を受けましたね。そういった普段とは違ったののたんの一面が見れた、というのも今回のミュージカルの良かった点ですね。それは何もののたんだけじゃなくて他のメンバーでもそうだと思います。


例えば1番現実と芝居のギャップを感じたのは、フランツ王子役の石川梨華ちゃん。いつものあの甲高い声の梨華ちゃんからは考えられないくらい、見事な男役を演じきっていて。自分たちは、いつものあの梨華ちゃんを知ってるからこそ、フランツ王子を演じているときの梨華ちゃんが凄いなって思えるのかもしれないし。普段の梨華ちゃんを全く感じさせないとこから、梨華ちゃん自身が役にのめり込んでるんだろうなって思いました。まぁ全員役になりきってるなとは思ったんですけど、特にそう思ったのは梨華ちゃん


あとは魔女へケート役のミキティミキティは凄かった。見るのが一番楽しみだったのが実はへケティだったんですけど、自分の期待を裏切らない演技を披露してくれました。ミキティの演技力は半端じゃない。最初は酷い魔女だなぁって思ってたけど、終盤に近づくにつれて可哀想な魔女だって思うようになって。その辺はミキティの演技が上手だったから魔女に対するイメージが変わったんだと思います。へケティの歌の場面でも、その声の響きとかから、歌に秘められた思いが伝わってきました。


そして何故かものすごい印象に残ってるのが、大臣の息子役の小春ちゃん。今まで全くノーマークだった小春ちゃんが気になるようになるなんて、自分でも一番びっくりしてるんですけど・・・。息子役の小春ちゃん、本当にかわいかったなぁ。息子の結婚相手を決めるシーンでは、思わず自分で名乗りを上げたいくらいでしたよw 何がそんなに自分を惹きつけたのか、自分自身よく分かりませんが。多分、息子のお父さんである大臣が悪さばかり考える一方(それも息子のためを思ってなのですが)、そんなこと微瑕も考えてなくていつでも無邪気な息子とのギャップが気に入ったのかもしれないなぁ。お坊ちゃま系の役がハマリ役っていう可能性もあるかもしれない。それとも単純に小春ちゃんが可愛くなったってことなの☆カナ。・・・まぁとにかく息子役の小春ちゃん最高でしたってことで。ていうか今気付いたけど小春ちゃんって初ミュージカルなんですよね・・・。初めてであそこまでの演技が出来るって凄いと思います。その他のメンバーは去年までもやってきていてスキルはそれなりにあったはずだけど。小春ちゃんはそんな先輩たちにも負けず、息子役を演じていたように感じます。小春ちゃんのこれからがとても楽しみ!


まぁこんな感じでグダグダと思うことばかり書いてきたわけなんですが。上に出て来てないメンバーもそれぞれ凄いなぁとか上手いなぁって思ったシーンがあったんですが、そこは割愛ということで。でもホント、この子いまいちだなぁって思うメンバーは一人も居なかった。それが何よりびっくりです。きっとみんな稽古を頑張ったんだろうなぁ。だからこそあんなに最高のミュージカルが出来上がったんだと思います。自分が1回しか生で見れないのが物凄く残念に思えるミュージカルでした。そして違うパターンのキャストの組み合わせでも見てみたかったっていうのがあって。特にピエールは、他のメンバーがやるとどう感じるのかっていうのが知りたかった。でもその辺は他の方のレポとかDVDに期待しようと思います。もう一回くらい会場に足を運びたい気持ちは山々なんですけどね・・・。


あと最後にミニライブ(?)についてなんですが、ののたんの「恋ING」。これはホントに良かった。4ヶ月前にはののソロに慣れてなかった自分だけど、今回ばかりはののたん最高にかわいいよののたんと思いながら聞いてました。しかも自分ほぼ真正面の席で、目線も同じ高さくらいでホントずっと見られてるような気がしてドキドキしました。かっこいいののたんもイイけど、かわいいののたんは本当に可愛さ爆発してて最高です。・・・まぁほんのちょこっと寂しさを感じましたけどね。でもこんなとこで寂しさを感じてシュンとしていてもしょうがないので、思う存分ののたんを堪能しました。またいつか二人で歌ってくれる日が来ることを信じて。